明るい将来のための準備

既婚女性が本気で離婚を考えた時に忘れがちな事[まずは将来の生活費の確保を!]

離婚を決意したら将来の生活費を考える

離婚を考えるとき、どうしても心が揺れたり、迷ったりします。

自分も離婚届けをだして家をでるその時まで、ベットメイキング、居間のクッションを整えていたりしました。。

 

自分の経験からいって、感情に流されすぎずに現実的な準備を進めることが本当に大事。

ぶっちゃけ、その時になったら頭が真っ白ですから。。

 

なので決断を下す前に、これからの生活がどうなるか、手続きはどうすればいいか、一度冷静に考えておくことをオススメします。

特に専業主婦の方の場合、長い間家庭を支えてきた分、いきなり経済的に自立しなければならないと感じると、そのプレッシャーは計り知れません。

 

だからこそ、まずは今の生活費や今後の収入の見込みを整理して、現実的な経済計画を立てることが必要です。

少しでも前もって準備しておくことで、冷静に物事を受け止めることができるようになります。

 

どんな生活を送りたいか、どんな方法で収入を得るか、しっかり計画を立てることで、離婚前でもこれからの人生の不安が少しでも和らぎます。

早めに準備を始めることで、離婚した後、離婚しなかったとしても、未来の自分が「準備しておいてよかった」と思える日が必ず来ますので、ぜひ参考にしてください。

 

離婚後の概算生活費

子供有り 子供無し
実家に戻る 平均14~18万 平均12~15万
部屋を新たに自分で借りる 平均18万~25万 平均20万程度

 

家賃目安

家賃目安:(例)17万円÷30%=5万1000円(※家賃の目安は手取りの30%以内に抑える。)

光熱費・通信費目安

月に1万5000円〜2万円程度

スマホ代目安

1人/月に1,000円〜3,000円程度(格安SIM使用の場合、本体代除く)

食費の目安

月2万5000円〜5万円程度が一般的

教育費の目安

月1万程度

雑費の目安

毎月1万円〜2万円程度を見込んでおく

離婚後生活費詳細内容はコチラ

 

離婚後、生活費確保に成功する最初の仕事は?

離婚後の生活費をどうやって確保するかは、多くの人にとって大きな悩みです。

離婚を考えていても、「お金のことが不安で踏み出せない…」と感じるなら、まずは自分に合った仕事を見つけることが重要です。

職歴がないと感じている方でも、最初に始めやすい仕事をピックアップ記事を書きましたので、参考にどうぞ。↓

 

離婚後初めて知ったでは遅い。就活準備は離婚前から視野にいれよう

離婚後、就活すればいいや。と思っていたら、ちょっと待って!

それじゃ、ちょっと遅いかも。

将来後悔しないように、準備はちゃんとしておきましょう。

実は結婚後の専業主婦の期間は社会ではブランクになる

真剣にパソコン操作する女性

残念なことに、結婚して専業主婦として家族を支えた経験は、社会では「仕事のブランク」として見られてしまうことが多いです。

専業主婦として家族を支えることって、誰にも代えられない大事な役割なのに、就職活動では「ブランク」として扱われがちなのは本当に悔しい話。

長い時間をかけて家事や育児に尽力しても、それを「職業経験」として見てくれないなんて、やるせない気持ちになります。

 

でもだからこそ、再び仕事を始めるための準備は本当に大事。

例えば、オンラインの講座や資格取得って、自分をスキルアップさせましょう。

今の時代、企業もそういう自己研鑽をする人材に興味を持っていたりします。

(「何も分かりません。一から教えてください。」という人材より、「少し勉強してきました!」という人材の方が、当たり前ですが企業も好意的になります。)

 

離婚後初めての就活は会社としてはあまりいいイメージはない

悩むスーツの男女

離婚後初めての就職活動、特に長い専業主婦期間の後だと、企業側は「すぐに職場に慣れるのか」「ブランクをどう克服するのか」という疑問を持つことがあります。
これを避けるためにも、離婚前に少しでもスキルアップしておくことが理想です。
そうすれば、企業に「準備万端の人材」として良い印象を与えることができます。

 

主婦は休みなどなく年中無休の仕事で、ぶっちゃけキツイ仕事ですが、社会で働いている方たちにとっては、「遊んでいるわけではないけど楽なんじゃない。」「専業主婦だった人は社会の常識が通用しないんじゃないか。」などと軽視したり不安に思ったりする傾向があります。

 

であれば、離婚前に就活をして仕事をしてしまうのに限ります。

離婚前であれば、旦那という保護者(嫌だと思いますが)がいるので、ブランクがあっても仕事が得やすくなります。

「離婚したいから就活したいのに。」って思うかもしれません。

そこはグッと我慢をして、使える方は使っていきましょう。

 

離婚後、住居が変わって再度就活をする事になったとしても、「専業主婦としてのブランクがあるか」「すでに仕事をしているか」では合格率がかなり変わってきます。

また将来離婚をしなくなったとしても、今後のあなたを守るお守りとして、自分で生活費を稼げるようになって損はありません。

 

[準備しておきたい事]離婚前に就活スキルをあげておく

笑顔でタブレットのキーボードを打つ女性

離婚前に少しでも就職活動のスキルを磨いておくこと、本当に大事。

今のうちにパソコンの基本操作とか、リモートワークで必要になるツールを触っておきましょう。

最近はリモートで働く人が本当に増えてきて、そういったスキルがあれば、かなりスムーズに新しい仕事に馴染めます。

 

それに、ありがたいことに、今はオンラインでいろんな講座を受けられる時代。

私もwebデザインの講座を受けたんですけど、自分のペースで勉強できるから、すごく助かりました。

オンライン講座は、時間に追われることなく、「今はこのくらい学べたからOK!」って感じで進められます。

 

離婚後、新しいキャリアに挑戦するためのスキルを身につけておくことは、後々本当に自分を守る武器になります。

今のうちに少しでも準備しておけば、未来の自分がきっと感謝するはずです。

 

[準備しておきたい事]できれば離婚前に就活しておく

ワーキング女性

専業主婦から就活するのにおすすめの職種

  1. コールセンター
  2. 接客・販売員
  3. 介護職
  4. 軽作業
  5. 飲食店のホールスタッフ・キッチンスタッフ

社会では、専業主婦として過ごした時間が「ブランク」として見なされてしまうこと、正直言ってすごく悔しいですよね。

家事や育児に全力で取り組んでいたのに、その期間が「キャリアの空白」として扱われるなんて、理不尽に感じることもあるでしょう。

多くの企業が「この期間にスキルが失われたのでは?」と心配してしまうことが、再就職を難しくしているのが現状です。

 

特に、離婚後に初めての就職活動をするとなると、その「ブランク」がさらに大きな壁になることが多いです。

「長い間仕事をしていなかったけど、本当に職場でうまくやっていけるの?」と疑問を持たれてしまい、採用が難しくなることもあります。

だからこそ、結婚中のうちに一度でも就職活動をしておくことは、とても大切な一歩になります。

一度そのブランクを埋めて仕事を始めることができれば、たとえ離婚後に再度職を探すことになっても、企業は「この人は家庭と仕事のバランスが取れる人だ」と評価してくれるため、再就職の合格率があがります。

 

専業主婦から就活するのにおすすめ職種詳細記事はコチラ↓

 

離婚後の生活費

電卓

生活費の具体的な数字がないと、離婚前になぜ生活費の確保の準備をした方がいいのか分かりにくいかと思いますので、旦那さんから独立して生活した場合(離婚後)の生活費をだしました。参考にどうぞ。

2020年(令和2年)の統計によると、シングルマザーの平均年収は272万円、手取りにすると月約17万円です。

※出典:厚生労働省の「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果報告」より

参考

月収入:平均272万円÷12か月=約22万7000円
手取り額:約22万7000円-75%=17万円

この数字を基に、離婚後の生活費をどのくらい必要かを見てみましょう。

 

離婚後の生活費概算

子供の有無や住まいの状況で生活費は大きく異なります。
例えば、実家暮らしの場合でも、生活費として一定の金額を負担している方が多いです。
独立して住む(部屋を新たに自分で借りる)場合は、家賃や光熱費、食費、雑費がさらにかかります。

概算生活費

子供有り 子供無し
実家に戻る 平均14~18万 平均12~15万
部屋を新たに自分で借りる 平均18万~25万 平均20万程度

 

家賃

シングルマザーの平均年収を基に家賃にかけられる金額を考えると、5万1000円ほどが現実的なラインです。
家賃の目安は手取りの30%以内に抑えると良いと言われているため、これを基準に物件を探すことが大切です。

家賃目安

家賃目安:17万円÷30%=5万1000円

 

光熱費・通信費(スマホ代)

光熱費や通信費は地域や家族構成によって異なりますが、月に1万5000円〜2万円程度を目安にしておくと良いでしょう。

光熱費・通信費目安

月に1万5000円〜2万円程度

2023年の統計によると光熱費は

一人暮らしの1ヶ月の光熱費の平均は1万3,045円。

2人以上の世帯の光熱費の平均額は2万3,855円。

総務省統計局/家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)によると、一人暮らしの1ヶ月の光熱費の平均は1万3,045円。2人以上の世帯の光熱費の平均額は2万3,855円です。

2人以上の世帯の光熱費の内訳は、水道代の平均が5,106円、電気代の平均は1万2,265円、ガス代の平均は5,209円、その他1,275円になります。

※出典:総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」より

 

またインターネットや、特にスマホ代は、今や生活に欠かせないものですので、無駄を省きながらも必要な出費として計上しておきましょう。

スマホ代目安

1人/月に1,000円〜3,000円程度(格安SIM使用の場合、本体代除く)

今は、スマホでもSIMフリーなどの安いスマホがあります。

総務省の「「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証」の対象サービス等について(案)」によると、4GB~5GBの格安SIMの月額料金は約1,000円~1,500円、20GBでは約2,000円~3,000円前後です。

上手に安いスマホを利用すれば、スマホ代がおさえられます。ぜひ参考にしてください。

※出典:総務省の「「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証」の対象サービス等について(案)」より

 

食費

一人暮らしや子供のいる家庭で食費も異なりますが、月2万5000円〜5万円程度が一般的です。

食費の目安

月2万5000円〜5万円程度が一般的

2023年の統計によると

一人暮らしの食費は平均で4万6,391円。子ども1人の母子世帯でも5万円程度はかかると考えた方がよいでしょう。


総務省統計局/家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)によると、一人暮らしの食費は平均で4万6,391円。
2人以上の世帯の食費の平均額は8万6,554円です。ここには高年収世帯や大人ばかりの世帯も含まれているため、一人暮らしの食費平均額は4万3,276円なので、子ども1人の母子世帯でも5万円程度はかかると考えた方がよいでしょう。

外食を控えて自炊を増やすことで、コストを抑えることもできます。
忙しい毎日の中で、手軽に作れる栄養バランスの取れた食事を工夫するのもポイントです。

※出典:総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」より

 

教育費

もし子供がいる場合、教育費も忘れてはいけません。

教育費の目安

月1万程度

2023年の統計によると

2人以上の世帯の教育費の平均額は1万448円

 

総務省統計局/家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)によると、2人以上の世帯の教育費の平均額は1万448円です。

公立の学校に通わせる場合でも、学費以外に給食費や教材費、部活動の費用がかかります。
子供が成長するにつれて、塾代などの追加の教育費も考慮する必要があります。

※出典:総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」より

 

雑費

雑費の目安

毎月1万円〜2万円程度を見込んでおく

日用品や医療費、服など、日々の生活に必要な雑費は意外とかかります。
毎月1万円〜2万円程度を見込んでおくと、急な出費にも対応しやすくなります。

 

離婚後在宅で仕事をしたい!就活スキルをあげる

PCとノートで学習

近年、在宅ワークの人気が急上昇しているのは、やっぱり技術の進化や、柔軟な働き方への社会的なニーズが大きいです。

特にパソコンを使ってリモートでできる仕事なんて、自宅で作業できるから、わざわざ通勤に時間を費やさなくても良いし、自分の好きな場所で働けるっていうのが本当に魅力的。

例えば、離婚して子育てをしながら働いている人にとっては、自宅で子どもの面倒を見つつ、家で仕事もできるっていうのは大きな助けに。

子どもが昼寝している間にサクッと仕事を片付けられるから、家事や育児の合間に仕事が進められる自由さがたまりません。

 

さらに、最近では自分のペースでスケジュールを組んで働けるオンラインの仕事もすごく注目されています。

例えば、デザインとかプログラミングみたいな専門的なスキルを活かせる仕事なら、自分の好きな時間に、自分のペースで働けるから、在宅ワークを希望する人にとっては理想的な選択肢になります。

そんな働き方を実現するために、在宅で役立つスキルを学べるスクールも増えています。

ウェブデザインやプログラミング、さらにはマーケティングまで、色々なスキルを身に付けられるから、「在宅ワーク始めたい!」って思ったら、まずはそういうスクールに通うのがオススメ。

スキルさえあれば、自分らしい働き方がもっと現実的になります。

今のお金も必要ですが、これから将来生活費をどう稼ぐかも重要。

 

離婚後続行できる職か、再就活できる職を探す

オペレーターの女性

専業主婦から就活するのにおすすめの職種

  1. コールセンター
  2. 接客・販売員
  3. 介護職
  4. 軽作業
  5. 飲食店のホールスタッフ・キッチンスタッフ

離婚後にこれまでの職を続けられる状況なら、それってすごく安心できる選択肢だと思います。

特に仕事が好きだったり、今の環境に不満がないなら、日常の一部が変わらずに残るって、心の安定にもつながります。

生活がガラッと変わる中で、仕事が変わらないことでホッとする瞬間ってあるんです。

職場に信頼できる友達や同僚がいると、仕事が単なる稼ぎ場じゃなくて、精神的にも支えになることも多いですし、何より経済的な安心感があると、次のステップにも自信が持てるはず。

 

でも、もし仕事を辞めるとか新しい職を探す必要があるなら、それはそれで新しい道を歩むチャンスでもあります。

求人サイトを活用して、これまで培ってきたスキルを活かせる仕事を探すのも一つの手だし、なんなら新しいスキルにチャレンジして、これまで考えもしなかったようなキャリアを築くことだってできる。

新しい職探しって不安も多いけど、自分を再発見できる絶好の機会でもあります。

 

専業主婦から就活するのにおすすめ職種詳細記事はコチラ↓

 

まとめ

離婚後の生活を支えるためには、しっかりとした経済的な計画と就職準備が欠かせません。
専業主婦だった期間は決して無駄ではありませんが、社会に出るためのスキルを早めに身につけることが重要です。

自分の経験としては、離職前の仕事を婚姻中に再開するか、もしとくに経験がない場合は、離婚しても続けられそうな仕事、住所が変わる事で再就職活動をしたとしても経験を得ていることで合格率が断然上がる仕事を結婚中のうちにはじめるのがオススメ。

また、離婚後にリモートワークなどの安定した仕事を得るためには、婚姻中にスキルアップしておくことも、後々の安定した生活につながります。

 

(1)とりあえず就活してみる。(2)スキルUPしてみる。

まずは「(1)とりあえず就活してみる。」できれば「(2)スキルUPしてみる。」

これが出来れば、離婚後生活費が怖い事なんてありません。

 

また離婚しなかったとしても、自信がつくので、自分を守るお守りがわりにもなります。

どちらにしても、しっかりと準備をして、新たな一歩を踏み出しましょう!

 

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